9月中旬,男3人で韓国(ソウル)に行ってきた.目的は,「うまい飯」と「海外の空気を吸うこと」だ.

こんにちは.Kです.
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韓国は海外旅行先としては微妙
先に結論から言うと,韓国は海外旅行先としては微妙だった.
「サムスンやヒュンダイを擁する先進国」というイメージで行くと,街の停滞感に肩透かしを食らう.観光地は,歴史的背景を知らないと「映画のセット」にしか見えない.
ただし,カンジャンケジャン,サムギョプサルは暴力的なまでに完成度が高かった.
今回は,「海外旅行としての韓国」がなぜ微妙だったのかの分析と,最大の成果である「食」についてのログを残しておこうと思う.
値段と衛生面のトレードオフ
関空のアクセスに辟易

兵庫在住のぼくにとって,関空のアクセスは悪すぎる.神戸空港からのベイシャトルと使用しても,家から3時間以上.
今回はLCCのイースタージェット(B737)を利用し仁川国際空港へ.遅延を含めると家から10時間以上を浪費してしまった.
「隣の国」という感覚で行くと,このタイムロスは精神的にくる.
宿「Chris Hostel」は回避推奨
「男3人だし寝れればいい」と3泊12000円(1人1泊1400円)の格安ホステルを予約.これが失敗だった.

構造:シャワールーム内にトイレがある斬新な間取り.シャワー後はトイレが使えなくなる.

衛生:汚い,臭い.ベットの下にはペットボトルが落ちている.
1泊1400円なので文句を言う権利はないが,安さには必ず理由がある.これから行く人は積極的に避けてほしい.
景福宮は見せたいものがわからない

2日目に,有名な景福宮に訪れた.結論,ここが一番つまらなかった.
景福宮の魅力は,朝鮮王朝の美しい伝統建築,広大な敷地,韓国ドラマのロケ地としての魅力,そして季節ごとの自然と夜のライトアップです.
by Gemini
建物は巨大で朱色と緑の極彩色も最初は綺麗に見える。しかし、3つ門をくぐる頃には完全に飽きてしまう。
理由は明白でこちら側に「歴史」がインストールされていないからだ。 文脈を知らなければそれはただの木造建物の羅列であり、「有名だから行っておけ」という義務感だけで行くと、映画のセットを見ている感覚しか残らない。
ここを楽しむには、事前の学習という「コスト」を支払うか、韓服を着るという「体験」をするしかないだろう。
食いたいものはすべて食う
カンジャンケジャンの暴力

明洞で食べたカンジャンケジャンが,文句なしに最高だった.
手袋をはめ,殻を割り,身を吸い出す.生臭さは皆無.ワタリガニの甘みと熟成した醤油の塩気が完全に調和しており,うまみに脳がハックされてしまった.
特に,味噌と内子,身をご飯の上に絞り出し,青唐辛子をトッピングして食べる行為は,吸引作業と化した.
「ごはん泥棒(パプドドゥッ)」の異名は伊達ではない.
中サイズで4000円と安くはないが,明確にそれ以上の価値があることを保証する.
ミシュラン掲載店でもO157は防げない

3日目に,ミシュラン掲載店の「プチョンユッケ」で生レバーとユッケを食べた.
味は正直,レバー特有の香りが好きになれず,半分ぐらいを隣の席にいた大学生にあげた.
帰国後,一緒に食べていた友人がO157に感染した.
たとえミシュラン掲載店であっても,生肉のリスクは消せない.海外での生食は「ロシアンルーレット」だと痛感した.
隣の大学生ほんまにすまん.
ソウルに感じた「停滞感」

今回の旅でどうしても気になってしまったのが,街の活気のなさだ.
明洞は静かで,渋谷のようなエネルギーを感じることができない.今の韓国の若者は梨泰院や聖水に集まっている印象だが,とはいえ,東京やバンコクが放つバイタリティと熱狂の渦には,遠く及ばないと言わざるを得ない.
物価も日本と変わらないか,両替の手数料を考えると日本よりも高い.「安くて,近くて,刺激的」というかつての韓国旅行は今のソウルにはないと感じた.
韓国旅行の最適解
3泊4日の結論はこうだ
- 観光はするな:歴史オタク以外は楽しめない
- 飯に全部りしろ:カンジャンケジャンとサムギョプサルは,人生で一度は食べるべき完成度
- 生肉は食うな:リスクとリターンが釣り合ってない
「海外旅行の刺激」を求めるなら,ビザがいらなくなった中国や台湾,あるいは東南アジアに行った方がコスパがいい.韓国は「飯を食う場所」を割り切ることが,ぼくの中の最適解だと感じた.
