キャンプを始めてみたいが,どうすればよいかわからない.そういう人は多いのではないだろうか.そこで,7年のぼくが解説していきたいと思う.
キャンプブームの終わった今キャンプを始めるべき理由も解説しているのでチェックしてみてほしい.
キャンプのスタイルを決める
キャンプ道具を購入するためには,まずキャンプのスタイルを決めなければならない.それぞれのキャンプのスタイルの特徴を説明していく.
車

車で行くキャンプでは,多くの荷物を積んで行くことができる.そのため大掛かりなキャンプギアを持っていくことができる.また,車中泊をすることができるのでテントを購入しなくともキャンプをできる.そして,ゲリラ豪雨にあったとしても避難することも出来る.
しかし,キャンプ場の選定に注意が必要となる.まず,キャンプサイトに車を横付けすることができるオートキャンプ場であるかどうか.オートキャンプ場でなければ,駐車場からキャンプサイトまで重たい荷物を何度も往復して運び出して,撤収するという手間が発生してしまう.
そして,キャンプ場に行くまでの道もチェックする必要もある.キャンプ場までの道のりが険しい場合,自分の車,自分の運転で到着することができるか考えないといけない.
バイク・自転車

個人的に一番おすすめしたいスタイルが,このバイクや自転車といった二輪で行く方法だ.
バイクや自転車でキャンプで行く際は,ある程度の荷物の積載はできるものの車に比べて少なくコンパクトなキャンプギアを用意する必要がある.コンパクトなキャンプギアで行くということは,キャンプ場がオートキャンプではなかったとしても持ち運びの手間はそこまで大きくない.
そして,バイクや自転車でキャンプに行くことによって,車で行くよりも自然を肌で感じることができる.その反面,突然の天気の変化には弱いので事前の準備を怠ってはいけない.
公共交通機関・徒歩

公共交通機関で行くには,荷物を自分でもって移動できる範囲でまとめる必要がある.軽量で,コンパクトなキャンプギアは高価な傾向にある.そのため,キャンプを始めるまでのハードルが最も高い.
軽量なキャンプギアだけでキャンプに行ったとしても10キロ以上の荷物となってしまう.そしてその荷物を,何時間も背負って移動することになる.そのため,日ごろから歩くことがなく体力に自信のない方は,まず体力をつけるところから始めるべきだ.
しかし,自分の足でたどり着いた場所でキャンプをすることの達成感は非常に大きい.これは,ほかのスタイルでは感じることのできない快感だ.また,乗り物ではいけない山の上でキャンプをすることも出来る.山でのキャンプは注意するべきことが多いが,自然の中で一人だけでキャンプをしたいという人にはおすすめできる.
キャンプギアを購入する

自分のキャンプのスタイルが決まったところで,それぞれのスタイルにあったキャンプギアを選んでほしい.ここでは,キャンプを始めるのに必要最低限のギアを紹介していく.
テント
テントは,宿泊するためにまず必要なキャンプギアだ.選ぶ際に注意することは,設営が簡単なことだ.ソロキャンプでは一人で設営,撤収を行う必要がある.そのため,初めてのテントにはドームテントをおすすめする.
ドームテントとは,柱となる2本のポールを反らせて組み合すことによって空間を作るテントだ.これは設営が比較的簡単で,非常に人気の種類のテントだ.そのため,多くの商品が発売しているためきっと気に入る商品を見つけることができるだろう.
シュラフ
シュラフは,キャンプ場で安眠するためには必要不可欠なキャンプギアだ.シュラフは気温に合わせたものを購入する必要がある.そして,シュラフには中の綿によって二種類存在する.「化繊(化学繊維)」と「ダウン」のものだ.
化繊のものは,安価だがかさばるし重量もある.ダウンは,軽量コンパクトだが高価だ.キャンプを長く続けるのならば,圧倒的にダウンがおすすめだ.しかし,お手軽にキャンプを始めるのであれば,夏用の化繊シュラフをおすすめする.夏用であれば比較的コンパクトで,ダウンよりも圧倒的に安価に購入することができる.
| サイズ感 | 保温性 | 寝心地 | 価格 | 保管 | |
| 化繊 | ◎ | ◎ | ◎ | × | △ |
| ダウン | × | △ | ○ | ◎ | ◎ |
↓夏用化繊シュラフのおすすめ
↓夏用ダウンシュラフのおすすめ
マット
意外と忘れがちだがキャンプでは,マットを持っていかないと地面へ熱を奪われ寒い思いをするだろう.そのため,マットは必須のキャンプギアだ.マットにもR値という性能を示す数値があるが,よほど寒い地域でキャンプをしない限りは気にしなくてもよい.
マットにも,形状によって3種類ある.最も安価で原始的なものはクローズドセルマットだ.これは,空気を入れる必要がなく,蛇腹状になったマットを広げて使用する.安価で穴が開くこともないので,雑に扱うことができる.しかし,厚さも薄く寝心地はそこまでよくありません.かさばることも大きなデメリットだ.
もう一つは,エアーマットだ.エアーマットは空気をいれて使用するものだ.そのため,軽量でコンパクトである.そして,厚さが厚い商品が多いため寝心地も期待できる.しかし,高価であり,焚火の火の粉や地面の石などで,一度穴が開いてしまうと使えなくなってしまう.また,空気を自分で入れるという手間も発生する.
最後,インフレータブルマットだ.これは,クローズドセルマットとエアーマットの中間のようなマットだ.ウレタンなどのフォームが空気を吸って膨らみ使用することができる.ある程度はフォームが空気を吸うので設営が楽で,寝心地を獲得することができる.しかし,クローズドセルマットとエアーマットの,かさばる,穴が開くという短所は残っている.3つの中で最も中途半端ともいえるだろう.
| 寝心地 | サイズ感 | 扱い | 価格 | |
| クローズドセル | △ | × | ◎ | ◎ |
| エアマット | ○ | ◎ | × | △ |
| インフレータブル | ◎ | △ | △ | × |
↓クローズドセルマットのおすすめ
↓エアマットのおすすめ
↓インフレータブルマットのおすすめ
ランタン
キャンプ場は自然の中にあるので夜になると,真っ暗になってしまうところも珍しくない.そのため,夜を安全に活動するためになくてはならないのが,ランタンだ.ランタンにも燃料によって種類が存在する.
一番手軽で簡単なのが,LEDのランタンだ.乾電池,もしくは内蔵バッテリーに充電することによって使用することができる.LEDランタンはスイッチを押すだけでライトが点き,小さく明るいのが特徴だ.安価で手軽に手に入れることができるので,災害用に一つ持っていて損はないだろう.しかし,LEDランタンは白っぽい光で風情がない.
みなさんの中にあるランタンのイメージといえば,オイルランタンなのではないか.これは灯油もしくはパラフィンオイルを芯に染み込ませ,この芯を燃焼させることにより周りを照らすことができる.キャンドルの炎のような温かい光を発する.しかし,明るさも暗く,ランタンとは別に燃料を持ち運ぶ必要がある.
最後に,ガス,ホワイトガソリンを燃料としたランタンだ.これはマントルという袋のようなものの中にある化学物質が,熱に反応して発光することによって周りを照らすことができる.サイズが大きく,事前準備が必要となる.しかし,非常に明るく雰囲気も良い.
大まかにこの3種があるが,キャンプに行く際にはランタンは最低2つは持って行った方がよい.ぼくが,キャンプに行くときは明るいLEDランタン1つとオイルランタンを1つ持って行っている.
| 明るさ | 準備 | 扱い | 雰囲気 | 価格 | |
| LED | ○ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
| オイル | × | △ | △ | ◎ | ○ |
| ガソリン ガス | ◎ | × | △ | ○ | △ |
↓LEDランタンのおすすめ
↓オイルランタンのおすすめ
↓ガスランタンのおすすめ
↓ガソリンランタンのおすすめ
その他のキャンプギア
この4つさえあれば最低限,安全に寝泊まりすることができる.この他にもキャンプを楽しく,快適にしてくれるキャンプギアしてくれるキャンプギアはたくさんある.予算や自分の好みに合わせてキャンプ道具を買いそろていってほしい.個人的には,チェア,テーブル,焚火台あたりから買っていくのがおすすめだ.
宿泊するキャンプ場を選ぶ

オートキャンプ場であるか
オートキャンプ場であるか否かで,設営の手間が段違いだ.そして,オートキャンプ場は人気であり,設備が充実していることが多い.そのため,初心者キャンパーにはおすすめだ.設備としては,清潔なトイレやシャワー,売店などがあるところがおすすめだ.
利用者数
やはり,利用者数の多さはキャンプをする際の安心感にもつながる.なにかトラブルがあった際に,周りに助けを求めることができる.もし,誰もいないところでひとりでキャンプをしたかったとしても,少なくとも最初は人の多いキャンプ場でデビューするべきだろう.
最低気温
キャンプは人気のレジャーだが,危険と隣り合わせなのを忘れてはいけない.自分の持っているギアに釣り合わない場所でキャンプをすると,最悪凍死の危険性がある.事前準備として,少なくとも最低気温ぐらいは調べて,自分のシュラフやマットで夜を過ごせるか考えてほしい.
周辺の環境
キャンプ場は,市街地から離れた場所であることが多い.もしも,ランタンの電池が切れて乾電池を買いに行かないといけない状況になったときに,周辺になにもないと買いに行けない.周辺の環境の充実は絶対ではないが,最初のうちは確認してほしい.
さぁ,キャンプに行こう

準備ができたらあとは行動するだけです.実際行ってみると大したことないと感じるでしょう.しかし,回数を重ねるごとに問題点や解決したい問題が出てくる.そこから,自分がどんなキャンプをしてみたいのか考えて,自分だけのスタイルを見つけていってほしい.




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